一般社団法人システム制御情報学会

サイバーフィジカル・フレキシブル・オートメーション(CyFA)研究分科会

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サイバーフィジカル・フレキシブル・オートメーション(CyFA)研究分科会
主査 西 竜志(立命館大)


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CyFA研究分科会 第22回例会のご案内

「生産物流システムの省人化へ向けた取り組みの最新動向」

製造業をはじめとしてさまざまな現場において,センシング技術を活用した業務の可視化・効率化,さらにはDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が進められています. 働き方改革により,昨年からトラックドライバーの労働時間に上限が設けられました.いわゆる2024年問題です.また,トラックドライバーの高齢化も進んでおり,半数近くが45歳以上,30歳未満は10%といわれています.
生産現場においても,ものづくりの担い手である熟練工の高齢化が進み,技能を次世代に継承していく術が求められています.人手不足による人件費の高騰だけでなく,高止まりしたエネルギー価格も生産物流業界に重くのしかかっています. このような厳しい環境下で生産物流システムを維持発展させていくため,最適化やAIなど最新技法を駆使した省力化・省人化のための研究技術開発が盛んに行われています.
今回の研究例会では,生産物流システムにおける省人化をテーマに,3名の講師の方々をお招きして講演いただきます. 株式会社IHIの小熊 祐司氏には,物流倉庫における積み付け作業の省人化への取り組みとして,複数の荷物の混載積み付けを実現するパレタイズシステムの開発についてご講演いただきます. 東京海洋大学の渡部 大輔氏には,トラックドライバー不足軽減への切り札として期待されている自動運転トラック実現に向けた取り組みとして,自動運転トラックによる幹線輸送に対応した物流拠点の最適配置のモデル化についてご講演いただきます. キヤノンITソリューションズ株式会社の吉持 敦史氏には,生産計画支援に向けた取り組みとして,計画立案に意思決定要素を取り込んだ数理モデルとその求解,さらにはヒューマン・イン・ザ・ループでの運用についてご講演いただきます.
会員の皆様方の多数のご参加をお待ち申し上げております.

企画:一般社団法人システム制御情報学会 サイバーフィジカル・フレキシブル・オートメーション(CyFA)研究分科会
日時:2025年9月22日(月) 午後13時15分~午後16時50分
場所:立命館大学大阪梅田キャンパス 演習室2+多目的室(定員98名)
住所:〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4大阪富国生命ビル5階
アクセス:https://www.ritsumei.ac.jp/osakaumedacampus/access/

スケジュール:
13:15~13:20 開会挨拶
13:20~14:20 講演1
「物流倉庫パレタイズシステム向け混載積み付け計画アルゴリズムの開発」
株式会社IHI 技術開発本部 技術基盤センター 数理工学技術部 小熊 祐司 氏

14:35~15:35 講演2
「自動運転トラックに対応した物流拠点の最適配置」
東京海洋大学 学術研究院流通情報工学部門 渡部 大輔 氏

15:50~16:50 講演3
「需給を考慮したタイムバケット計画問題の数理モデル化事例」
キヤノンITソリューションズ株式会社 R&D本部 数理技術部 吉持 敦史 氏

参加資格: サイバーフィジカル・フレキシブル・オートメーション(CyFA)研究分科会会員

申し込み方法等は例会案内をご覧ください.

 

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